もみじ便り from 奥志賀 ~旧道

沿道のコスモスが愛らしい信州中野の町を抜けて、上林からいよいよ山道に入り・・・まわりの緑が赤や黄色に変わり・・・・奥志賀まであと少し、一の瀬でちょっと迂回し、旧道に入ってみましょう。ひときわ静かな山の風景に包まれて、秋はひそかに深まっています。

旧道は一之瀬から奥志賀へ      10月6日撮影
旧道は一之瀬から奥志賀へ      10月6日撮影
 

旧道から望む岩菅山
旧道から望む岩菅山
 

到着地の当ホテル玄関前
当ホテル玄関前も秋の装いです

もみじ便り from 奥志賀 ~芸術の秋

「自然は芸術を模倣する」と先人は言いましたが・・・・今日の奥志賀の風景は、まさにそんな感じです。焼額山の白樺林は黄葉が進み、えもいわれぬ風情。われらが専属カメラマンも “詩ごころ” を刺激されたようです。

コロー風(?) 焼額山の白樺林    10月5日撮影
コロー風(?) 焼額山の白樺林    10月5日撮影
スーラ風(?) 「白樺の秋」
スーラ風(?) 「白樺の秋」

 

そして 「秋津島の秋」
そして 「秋津島の秋」

もみじ便り from 奥志賀

仲秋の名月を愛でた翌日も、快晴に恵まれました。当ブログの専属カメラマン、さっそく「もみじ前線」を捉えるべく出動。志賀・奥志賀はいよいよ本格的な「もみじの季節」です。10月10日~12日には、恒例の「奥志賀・紅葉フェスタ」も開催予定。「奥志賀ゴンドラ」は25日(日)まで運行してます。みなさま、錦に染まる高原にどうぞお越しください!

志賀高原一の瀬は標高1,600m   10月4日撮影
一の瀬(標高1,600m)の白樺林の黄葉   10月4日撮影
焼額山も色づき始めました
焼額山も秋の色に染まって
紅葉の森を往来する奥志賀ゴンドラ
紅葉の森を往来する奥志賀ゴンドラ

仲秋の名月 in 奥志賀

今夜は仲秋の名月。稜線の上に、くっきりとお月さまがお出ましです。昼はもみじ、夜は名月。「名月や 池をめぐりて 夜もすがら」(芭蕉) ぬる燗で一杯やりますか・・・・

平成21年の仲秋の名月    10月3日撮影
平成21年の仲秋の名月    10月3日撮影

秋便り from 奥志賀 ~ 黄葉です

午前中の雨も上がり、秋空が戻ってきました。ホテルのまわりのブナも鮮やかな黄色に染まってきています。本日午後3時の気温は12℃。いよいよ、山全体が錦に輝く季節です。

眩しい秋の色です    10月3日撮影
眩しい秋の色です    10月3日撮影
 
風も澄みきっています
風も澄みきっています

秋便り from 奥志賀 ~今日は季節先取り

今日(10月1日)は、朝から快晴。しかも、秋の空高く・・・というよりは、陽の温かさが嬉しい、そんな日でした。時期的にはちょっと早いのですが、「小春日和」と呼びたいような1日。午後3時の気温は17℃です。

テラス前の「三本ブナ」 背景は焼額山   10月1日撮影
テラス前の「三本ブナ」 背景は岩菅山   10月1日撮影
 
ブナの実です
ブナの実です

秋便り from 奥志賀 ~今日は霧の中

その昔、「霧につつまれたハリネズミ」というアニメーションの傑作がありましたが、今日の奥志賀は、まさにその舞台のようです。本日午後2時の気温は13℃。静まりかえった高原で、紅葉も静かに進んでいます。

幽玄なる大気    9月29日撮影

幽玄なる大気    9月29日撮影
ナナカマドの実は赤く・・・
ナナカマドの実は赤く・・・

 

ブナの木は 偉大なる何かを隠し・・・
ブナの木は 偉大なる何かを隠し・・・

秋便り from 奥志賀 ~ キハダ&つたうるし

「女心と秋の空」などと言いますが、この時期は地上の移り変わりも速いようです。山の木々は日々、色が変ります。ホテル前に広がる草原の木々も日に日に秋の装いになっています。今日ご紹介するのは、キハダとつたうるし。キハダ(黄檗)はその樹皮が生薬や染料になるそうです。

キハダ(黄檗)は名前のとおり黄葉に    9月27日撮影

キハダ(黄檗)は名前のとおり黄葉に    9月27日撮影
 
つたうるし(蔦漆)は鮮やかな秋の彩り

        つたうるし(蔦漆)も色づいてきました

 

気根によって幹を這い上ります

気根によって幹を這い上がります

  

秋便り from 奥志賀 ~ 紅葉始まる

高原の秋は深まり、いよいよ紅葉シーズンの到来です。まず、真っ先に紅葉が始まった白根山、渋峠をごらんください。(デジカメで撮ったせいか、赤が少々暗めですが、実際は燃えるようなナナカマドの赤です・・・・by カメラマン)

紅葉の始まり 白根山   9月24日撮影
紅葉の始まり 白根山   9月24日撮影
渋峠も色づき始め・・・
渋峠も色づき始め・・・
クマ笹の野にナナカマドが
クマ笹の野にナナカマドが映えます

秋便り from 奥志賀 ~ ヤナギラン

めっきり冷え込んでまいりました。朝晩は、気温が “一桁” になることも珍しくありません。ホテル前のゲレンデで、夏の訪れを告げたヤナギランも、花が終わり種をつけています。細い糸のような種は風に乗って飛び散り・・・・・・・・・いよいよ、本格的な秋です。

花が終わり 実をつけた ヤナギラン   9月16日撮影
花が終わり 種子ができた ヤナギラン   9月16日撮影
細い糸のようなものが “種子” です
この細い糸のようなものが “種子”

 

秋
秋の色が濃くなってきました

重陽の節句 in 奥志賀

9月9日は「重陽の節句」。昨年に続き、新内節の人間国宝・新内仲三郎氏が、初秋の奥志賀に “幽玄なる時空” を具現。 ご来場のお客様は、大自然の中に奏で、詠い、舞う日本の伝統芸術に、しばし俗世を離れて至福の時を過ごされたことでしょう。

ブナの木を背景に 新内節
初秋の高原に新内節が流れる     9月9日撮影
花柳 美輝鳳凰
新作 “乙姫” では妖艶な舞いも
高原の
幽玄なる高原の宵

カヤノ平の秋 始まる

カヤノ平は、奥志賀から野沢温泉に向かう林道の途中にあります。“日本一美しいブナの原生林”とその奥の湿原(高山植物の宝庫)には遊歩道が整備されていて、大自然に包まれる至福を味わうことができます。下の写真は、原生林の入口付近の草原にて、当ホテルのスタッフが撮影したもの。この日は、「前川彰一と巡る 撮影の旅」のプログラムの一つである「カヤノ平での早朝撮影」が行われました。ご参加の皆様は前川先生のご指導のもと、早朝の高原の寒気(気温はおそらく“一桁”)の中で、シャッター・チャンスを待っていたのです。(3枚目の写真をごらんください)

カヤノ平 午前5時  9月7日撮影
カヤノ平 午前5時        9月7日撮影
早朝の気温は・・・「シャッターを押す指がかじかむほどだった」by カメラマン
気温は「シャッターを押す指がかじかむほど」
“霧の妖精”ではなく、日の出を待つカメラマン諸氏です
“霧の妖精”ではなく、日の出を待つカメラマン諸氏です

秋便り from 奥志賀 ~アサギマダラ~

すがすがしい晴天の朝。なんと、アサギマダラが来ていました。例年より1か月くらい遅い “御来訪” 。ホテルの周辺に10頭ほどが、飛びまわり、ときに翅を休めています。南の島をめざす長い旅の途中なのかもしれません。

すっかり “秋空” です   9月1日撮影
すっかり “秋空” です   9月1日撮影            
アサギマダラは石壁がお好き?
アサギマダラは石壁がお好き?

大蛇まつり!! 

「大蛇まつり」の日です!志賀の大沼におわす「大蛇さま」が、年に一度、志賀・奥志賀の宿泊施設を回って、邪気を祓ってくださるのです。当ホテルにもお出ましになりました。が、「ここ、標高が高いから」と “お供” の青年団員は少々息切れ・・・・「大蛇さま」は、お神輿がわりの軽トラで次のお宿へと向かわれたのでした。。。。。今夜、蓮池では、大人気の花火大会が催されます。

大蛇さま、ちょっとお疲れ?   8月29日撮影
“お供”さんは、ちょっとお疲れ?   8月29日撮影
現代の「大蛇さま」は ちょっとハイテク
次なるお宿へ急ぐ「大蛇さま」

秋便り from 奥志賀

「実りの秋」が始まりました。ナナカマドが実をつけています。真赤になるのも、もうまもなく。この実に鳥たちは舌鼓を打ち、人間はその紅葉を愛でる、というわけです。焼額山では、オオシラビソがいっせいに球果をつけ始めました。この球果が多い年は雪が多いとか。前回、球果の多かったのは平成17年。翌18年は歴史的な豪雪になりました。さて、今年は・・・??  

ナナカマドの実は 鳥の大好物
ナナカマドの実は 鳥の大好物
焼額山のオオシラビソも “実りの秋”
焼額山のオオシラビソも “実りの秋”  8月27日撮影

奥志賀 秋の始まり ~ 林道のトチノキ

昨日(24日)の最低気温は7℃でした。高原に、秋は一気にやってきたようです。奥志賀林道では、トチノキが実をつけ始めました。実は食用に、幹は家具などになる、ありがたい木です。 が、これからの季節、林道を歩いていると、突然、実の落ちる音が響き、「クマが出た!」とドッキリすることも・・・・余談ですが、花の都パリのマロニエとは親戚筋だそうです。

奥志賀のトチノキ   8月25日撮影
実をつけ始めたトチノキ   8月25日撮影
栃の実で お餅も作れます(すごく難しいようですが)
     実の中にクリのような種子があり それが「栃餅」の材料に

お盆を過ぎて さらに秋の気配

お盆を過ぎて、ホテルのまわりには、晩夏の風情に秋の気配が混じりはじめました。春から夏、そして秋へと、高原を彩る “出演者” も交代しつつあります。

ホタルブクロ
ホタルブクロは夏の名残り  8月20日撮影

 

長野県の県花 リンドウ
長野県の県花 リンドウ
ナナカマドも色づき始めました
ナナカマドも色づきはじめ・・・

夏来にけらし・・・・秋来ぬと・・・・

昨夜、奥志賀は満天の星でした。そして、夜半の気温はなんと9℃。明けて、今朝の空には夏の雲と秋の雲が・・・・・「美しすぎて泣きたくなる」とスタッフA。

夏と秋    8月15日撮影
夏雲のむこうに うろこ雲    8月15日撮影
天高く 秋近し
天高く 秋近し・・・・
高原の夏は短い

                  でも 高原はまだ夏です

  

焼額山 山頂 稚児池の夏

標高2009mの焼額山。山頂には火口湖・稚児池と湿原があります。湿原では、ちいさな花々が短い夏を彩っています。8月中は、焼額山第1ゴンドラで山頂まで一気に登れるので、ぜひ、この機会に訪れてみては?

焼額山の火口湖・稚児池  8月12日撮影
焼額山の火口湖・稚児池  8月12日撮影
ヤマハハコ(山母子/キク科)
ヤマハハコ(山母子/キク科)
タムラソウ(キク科) 別名 タマボウキ
タムラソウ(キク科) 別名 タマボウキ

イワショウブ(岩菖蒲) でも、ユリ科の花です

       イワショウブ(岩菖蒲)は、ユリ科だそうです

高原の真夏

立秋を過ぎて、急に真夏になりました。最高気温は24℃。でも、奥志賀では正真正銘の真夏です!

真夏の高原 清々しいです  8月12日撮影
真夏も風は清々しい  8月12日撮影

 

夏空の下のホテル

            でも やっぱり まぶしい